あなたのお子さんが家出をしたとき、まず最初にしなくてはならないのは警察への捜索願を出すことです。
しかし、様々な事情で警察に捜索願を出したくない人もいます。
例えば警察に行っても「ただの家出でしょ?すぐ戻ってきますよ」と冷たくあしらわれるのが嫌だったり、夫や親などが「大事にするな」と言われたり理由は様々です。
しかしそうはいっても普通の親なら自分の子供を心配するもの。
どうしても警察に相談できない場合、どのようにして探せばいいでしょうか?
方法は2つあります。
一つは自分の力で探し出す。
もう一つは探偵に依頼する。
です。
それではそれぞれ説明していきたいと思います。
捜索願に関しては下の記事をご覧ください。
自分の力で探し出す
ある程度まとまった時間とお金と体力があり、娘がいるであろう場所の大体の目処があれば、自分の力で探すというのも有効な選択肢です。
具体的になにから始めればいいでしょうか?順番に説明していきます。
スマートフォンのGPS機能を使って場所を特定する
現在日本で発売されているスマートフォンには基本的に全ての機種にGPS(場所を特定する機能)が付いているため、お子さんがスマートフォンを持ってでかけたなら場所を特定できます。
これが一番確実で、お金もかからない方法です。
下のリンク先に具体的な方法が書いてあります。参考にしていただければと思います。
参考:家出した子供を探すためにスマホのGPSを使って探すことはできるか?
SNSを使って娘さんの行動を把握する
SNSとは今何をしているかをつぶやいたり、写真をアップロードして共通の趣味をもつ友人を見つけたりするインターネットを使ったコミュニケーションツールのことです。
若い人にはTwitterやFacebook、instagramなどが代表的でよく使われており、今どこにいるのか、何をしているのかを確認できます。
ただし前提として娘さんのアカウント情報がなくてはなりません。
もしわからなければ、娘さんのお友達などから聞いてみましょう。
twitter上で娘さんの捜索願を出してみる
twitterとは先程出てきたSNSの一つです。
140文字ほどしか投稿できませんが、画像も投稿できるので行方不明者を探すことにも使われています。
下に実際に行方不明者を探しているツイートを貼り付けておきます。
【拡散希望】
友人が日光で行方不明になりました。1週間経っても見つかっていません。どうか拡散並びに少しでも情報提供をお願いします。日光周辺の方は特にお願いします。 pic.twitter.com/HeL02PEcPe— 岡本奎志(Casey) (@caselains) August 5, 2018
同じ学校の人が東京で行方不明になったらしい。特に東京にいる人など、見かけたらすぐに警察に連絡して!#拡散希望RTお願いします pic.twitter.com/m686vPGnj6
— Uran Valentino Iwata (@nine0929) August 7, 2018
若い方はほぼ100%twitterを使って情報収集をしたり、何らかのつぶやきをしているため上記のようにtwitterを有効活用すれば娘さんの目にも止まりことが考えられます。
また、もし娘さんをかくまっている人の目に触れればあなたあてに連絡があるかもしれません。
Twitterで行方不明者や失踪者の人探しをすることは可能か ツイッターで人探しをするときのポイント
徒歩で探す
自らの足で探すというのも決して無駄なことではありません。
ただし、ただ歩き回るだけでは効率が悪いので以下の場所を重点的に回りましょう。
・学校周辺のコンビニ、公園
・家族との思い出の場所
・漫画喫茶
・レストラン
お子さんの写真を持っていきましょう。店員さんに声を掛け、こんな子がいたら連絡してほしいと連絡先を渡すのをお忘れなく。
行方不明者、失踪者の人探しの方法 -お子さんが失踪したときに読んでください-
これだけのことをして娘さんが見つからない場合は、人探しのプロフェッショナルに依頼することも念頭に置きましょう。
探偵に調査を依頼する
探偵は行方不明者の捜索だけでなく、浮気の調査、婚前調査などありとあらゆる調査を行うプロフェッショナル集団です。
原一探偵社の例を挙げると、原一探偵社では過去44年間の過去の家出をした人の行動をデータベース化し、娘さんの年齢、性別、性格、言動から「あなたの娘さんは過去のデータからこういったところにいて、今どういう状況であると思われる」と予測を立てることができます。
SNSで娘さんのアカウントを探したり、足を使った聞き込み調査も人海戦術で同時に行うことで、効率的にお子さんを探すことができるのです。
原一探偵事務所なら24時間365日、人探しの無料相談を受け付けています。
家出調査は時間との勝負
ご家族の決断が遅くなればなるほど捜索には時間がかかり、難しい調査になる事になります。
最近の事件では17歳の少女が2年以上男に監禁された事件がありました。
その2年間は少女も外出をする許可を監禁した男からもらっていましたが、家族に連絡することはありませんでした。
監禁した男の巧妙なマインドコントロールにより、帰るという選択肢をなくされてしまったのです。
結果として、少女には重度の心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負わせてしまいました。
埼玉県朝霞市で2014年、当時中学1年だった少女(17)を誘拐し、2年余り監禁したなどとして、未成年者誘拐や監禁致傷の罪に問われた大学生、寺内樺風(かぶ)被告(25)=東京都中野区=の判決公判が12日、さいたま地裁であった。松原里美裁判長は「被害者は心身とも成長する上で貴重な期間が失われ、大切な思春期を過ごす機会を失った」と述べ、懲役9年(求刑懲役15年)を言い渡した。
判決によると、寺内被告は14年3月、当時13歳の少女に「(少女の)両親が離婚することになり、その話をしたい」などとうそをつき、朝霞市の少女宅付近で車に乗せて誘拐。16年3月まで千葉市や東京都中野区の自宅アパートで監禁し、少女に重度の心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負わせた。
朝霞の少女を2年監禁、被告に懲役9年判決 地裁:朝日新聞デジタル埼玉県朝霞市で2014年、当時中学1年だった少女(17)を誘拐し、2年余り監禁したなどとして、未成年者誘拐や監禁致傷の罪に問われた大学生、寺内樺風(かぶ)被告(25)=東京都中野区=の判決公判が12…
このように長期間監禁されてしまうと心に深い傷を負うことになり、傷を癒やすのに何十年もかかってしまうことも。
また、本当なら友達や恋人と楽しい時間や経験を過ごすはずの貴重な10代の時間を失ってしまいます。
娘さんは探してもらいたいと思っています
家出をしたお子さんは私は大丈夫、うまくやっていけると思っていたのにうまくいかない現実に叩きのめされ、恥ずかしい、気まずい、そのため帰りにくいと思っています。
だからあなたが見つけてほしいんです。「帰るつもりはなかったけど、見つかってしまったから仕方なく帰った」という口実がほしいと思っています。
家出が長期化するとますます帰りにくくなり、犯罪や事故に巻き込まれる可能性が高くなります。
一刻も早く、娘さんを探してあげるて、大切な娘さんの人生を守ってあげましょう。
あなた一人で悩みを抱えるのではなく、まずは人探しのプロフェッショナルに無料相談をすることから始めませんか?
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