興信所とは?探偵との違いと調査内容・どこまでわかるのかを徹底解説

14.「興信所とは?探偵との違いと調査内容・どこまでわかるのかを徹底解説-」

「探偵と興信所の違いはなに?」
「興信所とは?どんな調査をしているの?」
「依頼した場合、興信所ではどこまでわかるの?」

探偵と興信所のどちらに依頼すればよいのか悩んでいる方は、このような疑問を抱えているはずです。

結論を言えば、現在において探偵と興信所には特別な違いがありません。
どちらに依頼しても調査内容は同じで、依頼者の希望にしたがった調査ができます。

しかし過去、探偵と興信所は違う業種でした。

ここでは興信所とはどのような業者なのかを、探偵との違いを述べながらご紹介します。
また興信所では、どのような調査でどこまで調べてもらえるのかについても解説していきましょう。

目次

興信所とは?探偵との違い

興信所とは、探偵と同じ調査業です。
しかし過去の興信所では、探偵とはまったく異なる調査を行っていました。

では興信所とはどのような業者なのか、探偵との違いを詳しくみていきましょう。

違い1.興信所は企業信用調査の専門業者だった

探偵と興信所の違いは、過去の調査内容です。

過去、事件や犯罪を追う探偵に対し、興信所は企業信用調査を行う業者でした。
人々の行動など社会的な側面を調査するのであれば探偵、企業の財政や経営などの金銭的な調査は興信所。
このように明確な違いがあったのです。

過去の探偵は現在と同じく、対象者にバレないように身分を隠して身辺調査を行っていました。
一方、興信所では、身分を隠さずに企業信用調査を行っていたことも、探偵との大きな違いのひとつでしょう。

現在では探偵と興信所の境界は消失し、どちらでも同じ調査を依頼できます。
興信所も探偵業者も法律上は調査業に分類され、探偵業法に則って調査を行っています。
探偵が企業信用調査を、興信所が身辺調査を行っても問題ありません。

すなわち興信所とは、探偵と同じ調査を行う業者をさしています。

違い2.企業の信用調査を取り扱っていない探偵業者がある

興信所との違いをしいてあげるのであれば、企業の信用調査を行っている探偵は限られることです。
信用調査には企業と個人を対象とした2通りがあり、興信所では両方を行っているケースもめずらしくありません。
もちろん探偵業者の大半でも、同じことがいえます。

その一方で、個人信用調査は行っているものの、企業信用調査は取り扱っていないという探偵業者も見られます。
そのような傾向があることも、探偵と興信所の違いのひとつとして覚えておくとよいでしょう。

違い3.興信所は企業からの依頼が多い印象

一般的に興信所は企業からの依頼が多い印象ですが、探偵は個人からの依頼というイメージがあります。
印象による違いは、過去の名残はもちろん、上項のように信用調査の取り扱いに関するイメージが大きいでしょう。

だからと言ってどちらに依頼しても制約や問題はありませんし、こだわる必要も特にありません。
個人が興信所へ、企業が探偵へ依頼しても問題ありませんし、実際に依頼している方もいます。

探偵と興信所の調査内容

現在において、探偵と興信所には特別な違いがないことがわかりました。
なお各業者によって得意な調査が違いますので、興信所や探偵のホームページで確認しましょう。
ではどのような調査内容を取り扱っているのでしょうか。

行動・素行調査

探偵や興信所による行動・素行調査は、対象者の日常行動を観察し、その行動から事実を把握することが目的です。
たとえば、浮気や不正行為の疑いがある場合、探偵や興信所は対象者の移動ルート・滞在場所・会合の相手などを把握することで、状況の真実を明らかにします。

また、ビジネスシーンでは、従業員の勤務外活動や競業避止違反の確認にも用いられることがあります。
行動・素行調査では、ディスクリートな観察と精密なレポート作成が重要です。

探偵や興信所は、対象者に気づかれることなく、その活動を追跡し、証拠を収集します。
こうして得られた情報は、関連する法的手続きや個人的な意思決定のための根拠として活用されます。

浮気調査

浮気調査は、パートナーの不貞行為を明らかにするために行われる素行調査の一形態です。
この調査の主な目的は、疑わしい行動を確認し、浮気や不倫の事実を証明することにあります。

たとえば、探偵や興信所の専門家は、ターゲットの日常の動きを追跡し、相手との会合や不審な行動を記録します。
これにより、不貞行為の有無やその詳細の把握が可能です。

場合によっては、関連する情報が限られている際には、周囲の人々への聞き込みも行われることがあります。
これにより、対象者の行動に関する追加情報を得ることが可能です。

浮気調査の成果は、離婚訴訟やカウンセリングの際の証拠として利用されることが多く、関係修復の判断材料としても役立ちます。
なお浮気調査のやり方については、下記の記事で詳しく解説しています。

関連記事:探偵に依頼する浮気調査のやり方は3つ!調査の内容まで解説

身元・身辺調査

身元・身辺調査は、対象者の素行や交友関係、経歴などから過去の行動を調査して明確にします。

尾行や張り込みを行いますが、依頼内容によっては聞き込みがメインになるケースも少なくありません。
浮気調査・信用調査・婚前調査なども、身辺調査のひとつです。

婚前・結婚調査

婚前・結婚調査は、婚約者を調査対象に行う素行・身辺調査をさしています。
婚約者の既婚・未婚状況をはじめ、こどもの有無や女性関係、借金やギャンブル・DVなどの素行を明確にします。

聞き込みをはじめ、尾行や張り込みにて、婚約者にふさわしい人物なのかを判断できるでしょう。

所在調査

所在調査は、対象者の住所を把握するための調査です。
依頼者がもつ手がかりをもとに、聞き込みや尾行、張り込みなどで住所をつかみます。

たとえば、いたずら電話などの電話番号から住所を確認したいときです。
また、不倫相手の住所を調べたいときにも、所在調査を行います。

行方調査・人探し

行方調査や人探しも所在調査と似ていますが、対象者が異なります。
たとえば住所だけでなく、家出したこどもを探したいときや、音信不通になってしまった友人など、人を探すことが目的になるでしょう。

依頼者が提供する手がかかりをもとに、聞き込みを中心に尾行・張り込みにて調査をします。

信用調査

信用調査は、個人や企業の金銭に関する信用性を調査します。
たとえば借金などの債務や資産状況、企業であれば経営状況まで明確にする調査です。

企業では採用する役員や社員が反社会的勢力とのつながりなども確認します。
個人の信用調査は、結婚調査の一環として行われることもあるでしょう。

尾行や張り込み、聞き込みがメインですが、企業の場合はインターネットなどでも調査します。

いたずら・嫌がらせ調査

いたずら・嫌がらせ調査は、嫌がらせの事実を証拠としてつかむための調査です。
たとえば庭が荒らされている・のぞき・車の傷・ごみの遺棄・郵便物の盗難や無断開封などの行為を証拠としておさえます。

張り込みを中心に行いますが、異臭や騒音などの特殊な調査にも対応しています。

ストーカー調査

ストーカー調査は、被害者の安全を確保し、加害者の行動を把握するための調査です。
たとえば、被害者が不審な尾行や監視を感じた場合、探偵や興信所は加害者の身元を特定し、その行動パターンを明らかにします。

これにより、警察への報告や法的措置のための具体的な証拠が提供されます。

盗聴器発見調査

盗聴器発見調査は、プライバシーの侵害を防ぐための調査です。
盗聴器や隠しカメラの存在を特定し、不正な情報収集を阻止する目的で行われます。

具体的には、探偵や興信所の専門家が、最新の技術機器を使用してオフィス・自宅・車などの様々な環境を調べ、盗聴器や監視機器を探します。

お墓探し調査

お墓探し調査は、祖先のお墓の所在を知りたい人向けに行われる特殊な調査です。
この調査の目的は、家族歴や系譜をたどり、忘れ去られたり、記録が失われたりしたお墓を特定することにあります。

探偵や興信所は、公的な記録・地域の歴史・教会や寺院の登録情報などを精査し、失われた墓地の位置を突き止めます。
実例として、戦争や自然災害で離散した家族が、先祖の墓を探す場合にこの調査が有効です。

探偵と興信所の調査はどこまでわかるの?

探偵や興信所の調査ではどこまでわかるのかというと、2つに違いはありません。
いずれも依頼内容の違いに応じて、どこまで調べてもらえるのかは変わります。
たとえば、浮気調査と嫌がらせ・ストーカー調査を例にあげて、どこまでわかるのかをご紹介します。

浮気調査のケース

浮気調査では、不倫の事実のほか、浮気相手の身元や勤務先までわかります。
離婚をしてもしなくても、浮気相手への慰謝料請求を行う人は多いはずです。

不倫相手に慰謝料を請求するのであれば、内容証明郵便を送るために相手の氏名と住所が必要です。
また、相手が支払いを拒否した場合の裁判を想定して、不貞の証拠を複数準備しなければいけません。

浮気調査では所在調査も必要になるため、浮気相手の身元までわかることになります。
不貞の証拠が複数あれば、パートナーとの離婚も有利に進めることができるでしょう。

なおどこまでわかるのかは、依頼者の希望によって異なります。
離婚や慰謝料請求をしないのであれば、不貞の事実を1回つかむだけで調査は終了となるでしょう。

嫌がらせ・ストーカー調査のケース

嫌がらせ調査やストーカー調査などでも、行動の事実だけでなく、嫌がらせやストーカーをする人物の身元までわかります。

被害届を出すときに動かぬ証拠があれば、告訴できるため警察に動いてもらいやすくなります。
告訴や民事訴訟でも証拠に加えて相手の住所等も必要なため、所在調査まですることになるでしょう。

嫌がらせやストーカーなどでは、事実を知るだけでは意味がありません。
根本的な解決をめざすために必要な情報を、興信所につかんでもらいます。

このように探偵でも興信所でも、トラブルを解決するための情報はどこまででも調べられます。
ただし調査したい内容の難易度が高いほど、時間や予算もかかることを心得ておきましょう。

興信所と探偵の値段

興信所と探偵の値段は、1時間につき調査員2名あたり2万円前後です。
あくまでも目安としての値段であり、各興信所によって値段の設定は大きく差があります。

興信所では3つの料金プランを採用しているケースが一般的です。

  • 時間料金制プランリスト
  • パック料金制プラン
  • 成功報酬制プラン

調査の期間や難易度に応じて最適な料金プランを選ぶことで、値段を抑えることができます。
費用面で損をしないためには、最適な料金プランを選択し、探偵業者ごとに見積もりを取得することが大切です。

時間料金制プラン

時間料金制プランは1時間あたりの料金を基本として、調査時間・調査員の人数・車両費・諸経費で値段が決まります。

東京調査業協会のアンケート結果のページに「探偵と興信所の料金」が表示されていますが、目安になるでしょう。

時間当たりの調査料金
調査員2名の場合(諸経費別)
2.0万円以上~2.5万円未満 36%
1.5万円以上~2.0万円未満 28%
1.0万円以上~1.5万円未満 24%
車両費(調査車輛・バイク)に関して
1日1台あたり費用
無料 36%
1.0万円以上~1.5万円未満 24%
1.5万円以上~2.0万円未満 16%
車両費を無料と回答した業者の時間あたりの調査料金
(諸経費別)
2.0万円以上~1.5万円未満 50%
1.5万円以上~2.0万円未満 13%

参照:調査料金のアンケート結果報告 | 東京の探偵興信所選びは東京都調査業協会

調査対象者の行動が読めていて、ピンポイントのタイミングでの調査だけで済みそうなときに、値段を押さえられる料金プランです。

パック料金制プラン

パック料金制プランは、時間あたりの料金がセットになっており、人件費に経費などまで含まれている料金プランです。
1時間あたりの値段は、時間料金制プランよりもお得になるでしょう。

パック料金制プランの例
20時間35万円~50万円
30時間60万円~70万円
40時間80万円~90万円

調査対象者のある程度までの行動が読めているものの、数日にわたって調査が必要なときに値段を押さえられる料金プランです。

参照:浮気調査の費用相場はいくら?探偵・興信所の料金プランは注意点を解説|NPO法人よつば

成功報酬プラン

成功報酬制プランは、調査が成功した場合にのみ報酬が発生するプランです。

一見、理にかなっている料金プランに見えますが、トラブルが多いプランでもあるため注意が必要です。
成功の定義が興信所によって異なるため、契約前に定義について確認しなければいけません。

なお成功報酬プランで着手金が必要な興信所では、成功しなくても着手金は戻ってこないため注意しましょう。

興信所と探偵調査の流れ

興信所と探偵調査の流れは、以下の通りです。

  1. メールや電話によるお問い合わせ
  2. 来所による面談
  3. 契約
  4. 調査開始
  5. 調査報告

お問い合わせで依頼内容をうかがい、面談の予約を取ります。
面談時に即契約か、相見積のために持ち帰ることも可能です。

調査のたびに経過報告をしてくれる探偵事務所もあるため、面談時に確認してみましょう。
全調査を終えると、調査報告を行い完了となります。

なお浮気調査の流れについては、下記の記事で詳しく解説しています。

関連記事:浮気調査の流れは?何をする?スムーズに進めるためのポイントも解説

探偵と興信所の探し方

探偵と興信所の探し方は、以下の通りです。

  • 弁護士からの紹介
  • 調査業協会等の加入
  • インターネット検索

弁護士や調査業協会からの紹介は、少しハードルが高いです。
しかも提携先や加入などの横つながりでの紹介となるため、優良業者の視点から言えば疑問が残ります。
そこでインターネット検索で探すことになるでしょうが、探偵や興信所の選び方がよくわからず悩むことになるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、安心探偵.comです。
探偵業届出登録番号を取得済で500件以上の調査実績をもつ、良質な興信所を紹介してもらえます。
厳しい審査をクリアした興信所を無料で紹介してもらえるため、探し方がよくわからない方も安心して利用できるでしょう。

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探偵と興信所はどちらを選ぶべき?

結局のところ自分の希望にあった調査メニューがある探偵や興信所ならば、どちらを選んでもよいでしょう。
調査料金は安いほどよいですが、評判や依頼者との相性がよい探偵や興信所を選ぶことも大切です。

評判は口コミでも確認できますが、料金や相性は見積りにて確認できるでしょう。
1社だけではよいのか悪いのか判断できないため、相見積を取得することをおすすめします。

まとめ

探偵と興信所の違いは、過去の業種が異なることでした。
その名残をひきずって、探偵は個人・興信所は企業向けと言われ続けていることが考えられるでしょう。

ただし企業信用調査については、現在でも探偵の中には取り扱っていない業者もありますが、多くの業者は取り扱っています。

探偵と興信所の違いよりも、各業者で得意とする調査を把握し、口コミをチェックして相見積を取得することを大切にすべきです。
依頼者に満足いく結果をもたらしてくれる興信所や探偵を意識して選びましょう。

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