探偵は車のナンバーから持ち主を調査可能?合法調査を解説

20.「探偵は車のナンバーから持ち主を調査可能?合法調査を解説」

「探偵は車のナンバーから持ち主を調べることができるの?」
「車のナンバーから持ち主を調べるとうたう探偵は違法?」

合法的に車のナンバーから持ち主を調べてほしい方は、このような疑問を抱えていませんか。

探偵は車のナンバーから、所有者の氏名や住所を調べられます。
ただし、違法調査を提供する探偵も存在するため、注意しなければいけません。

ここでは探偵が車のナンバーから所有者を調べる方法を中心に、違法な調査を提供する探偵に依頼するリスクまでご紹介します。

目次

探偵は車のナンバーから持ち主を調べられる?

探偵は、車のナンバーから持ち主を調べることはできません。
厳密に言えば、車のナンバー「だけ」で持ち主を調べることができないのです。

2007年10月以前は、車のナンバーに記載されている情報から所有者を調べることができました。
現在は個人情報保護法の改正により、探偵でもナンバーの情報だけでは調べられません。

登録事項証明書から持ち主を調べられるけれど…

車の持ち主の氏名や住所は、登録事項等証明書に記載されています。
陸運支局または自動車検査登録事務所で必要書類を記入し、登録事項等証明書を入手すれば持ち主を確認できます。

しかし所有者情報の開示請求には、以下の情報が必要です。

  • 車のナンバーに記載されている情報
  • 車体番号の下7桁

車体番号は、車検証または車体に刻まれており、たとえばエンジンルームで確認できます。
現実的に所有者またはその家族・知人でなければ、調べることは難しいでしょう。

過去、車体番号がなくても登録事項証明書の取得ができたため、探偵だけでなく個人でも自由に閲覧することができました。
車体番号が必要になってしまった現在では、調べることはできません。

なお軽自動車については、過去・現在ともにいっさい調べることができないと考えておきましょう。

第三者からの登録事項等証明書の請求には正当な理由が必要

ただし放置車両と違反車両に対して正当な理由とその証拠があれば、第三者でも登録事項等証明書の請求ができます。
放置車両や違反車両とは、以下のようなケースです。

  • 管理している駐車場への無断駐車
  • 私有地への駐車

このような違反車両の持ち主に対して、以下を希望することが正当な理由になります。

  • 車を移動してほしい
  • 民事訴訟を起こしたい

加えて以下のような放置や違反の証拠も、登録事項等証明書の開示請求時に準備しなければいけません。

  • 放置車両の写真
  • 放置日数
  • 駐車されている状況の見取り図
  • 防犯カメラの映像

第三者でも開示請求できますが、誰でもできるわけではないのです。

探偵は車のナンバーから合法的に持ち主を調べられる

探偵は登録事項等証明書を入手して、車のナンバーの情報だけを頼りに氏名や住所を調べることはできません。

しかし探偵は合法的な調査を行い、車のナンバーから持ち主を調べられます。
合法的な調査とは、尾行・張り込み・聞き込みなどの実地調査です。
正当な理由がある場合は、データ調査を併用するケースもあるでしょう。

探偵は調査の準備として、まずは依頼者から車の所有者に関する情報をヒアリングします。

  • ナンバーの情報:ナンバーや地域
  • 車を見つけた場所と日時
  • 車の特徴:車種や車の色など
  • その他の特徴やようす

これらの情報をもとに、地域を絞り込んで張り込みにて車両を探します。
発見したら尾行によって、所有者の自宅を特定するという流れです。

この他の情報としてSNSアカウント・よく利用するお店・趣味などもわかれば、さらに人物や場所を特定しやすくなるでしょう。
探偵に所有者や車の情報を多く提供すれば、それだけ調査はスムーズに進み、費用も軽減できます。

探偵に車のナンバーから持ち主を調べてもらえるケース

探偵に車のナンバーから持ち主を調べてもらうためには、依頼の内容も重要です。
たとえば、車のナンバーから所有者を調べてもらえるケースは、以下のとおりです。

  • ストーカーの車のナンバーから所有者を突き止めたい
  • パートナーの不倫相手が所有する車のナンバーから人物を割り出したい
  • お金を返してくれない相手を車のナンバーから割り出したい

車のナンバーの情報から所有者を調べてもらう「人探し」は、探偵の得意ジャンルです。

依頼の目的がこのようなケースであれば、探偵は車のナンバーから持ち主を探す調査を引き受けます。

探偵に車のナンバーから持ち主を調べてもらえないケース

なお探偵に車のナンバーから、持ち主を調べてもらえないケースもあります。
DVやストーカーなどの犯罪を助長するケースや復讐を目的とした調査は、探偵に依頼を断られるでしょう。

探偵業法第7条により、依頼者に調査の結果を犯罪や差別等の違法行為に用いないという約束を、書面で取り交わします。
第9条の規定により、違法行為に用いられることを知ったとき、探偵は調査できないため、中断することになるでしょう。

これは車のナンバーから所有者を調べる調査に限らず、探偵に依頼する場合の共通ルールです。

自分がDVやストーカーのつもりがなかったとしても、犯罪を助長しそうだと探偵に判断されれば断られてしまうケースもあります。
むしろきちんと断る探偵のほうが信頼できますし、依頼者がトラブルへ巻き込まれるリスクを回避できるメリットがあるでしょう。

参照:探偵業の業務の適正化に関する法律|e-Gov法令検索

あおり運転のケースは車のナンバーから調べてもらえる?

車の運転中に、あおられた相手を突き止めて告訴や訴訟を起こすために、探偵に依頼したいという方もいるはずです。

結論を言えば、探偵に車のナンバーから所有者を調べてもらっただけでは、告訴や訴訟を起こすことは難しいでしょう。
あおり運転は刑事告訴や民事訴訟の対象になるものの、何よりもその事実を示す証拠が必要です。
ドライブレコーダーの映像から被害を立証できなければ、車のナンバーから所有者を特定する意味がありません。

なお車の所有者を知ることだけが目的であれば、探偵への無料相談を検討されてもよいでしょう。
どうしたらよいのかわからない場合、探偵事務所の多くは弁護士と連携しているため、弁護士を紹介してもらうこともできます。

依頼者にとって最良の提案をしてくれることが期待できるでしょう。

探偵に車のナンバーから持ち主を調べてもらうための費用相場

探偵に車のナンバーから持ち主を調べてもらうための費用相場は、おおよそ20万円前後です。
5万円以下で調査ができるとうたうのは、違法調査を行う業者の可能性が大きいでしょう。

合法的な探偵の調査は安くはありませんので、あまりにも安すぎる探偵事務所への依頼は避けた方が無難です。
依頼費用は、違法な探偵事務所を判断するひとつの目安になるでしょう。

車のナンバーから持ち主を調べるとうたう探偵は違法

違法な探偵業者の特徴のひとつとして、依頼費用が安すぎることがあげられます。

格安調査を提供する探偵事務所は「車のナンバーさえわかれば、持ち主の氏名や住所を調べられる」とうたうケースが多いです。
このような車のナンバー調査を格安で提供する探偵業者は、違法な手段で調べる可能性が非常に高いでしょう。

車のナンバー「だけ」で、探偵が持ち主を調べる調査は認められていません。
そもそも探偵が車のナンバーだけで持ち主を調べられることは、不可能です。

もし探偵ができるとすれば、以下の違法な手段に制限されることになるでしょう。

  • 所有者になりすまして個人情報や車体番号を得る
  • 専門家を買収して情報を得る
  • 何らかの裏ルートを使う

専門家とは、車のディーラーの社員や、警察・弁護士など、法律で認められている人物です。

探偵は車のナンバーだけで持ち主を調べることはできないため、ご注意ください。

違法な探偵に車のナンバーから持ち主を調べてもらうリスク

違法な調査を行う探偵に、車のナンバーから所有者を調べてもらった場合、どのようなリスクがあるのでしょうか。

共犯として依頼者も罪に問われる可能性がある

違法な調査で車のナンバーから持ち主を調べれば、探偵業法に違反します。
探偵は行政処分によって営業停止が命じられるため、評判が低下するおそれも否めません。

違法な調査と知りながら探偵に頼んだ依頼者も、共犯とみなされます。
たとえ犯罪を実行していなくても刑法第60条に抵触し、実行犯と同じように罰せられる可能性があるでしょう。

探偵の調査を、自分の目的を達成するために悪用したことが罪になります。

参照:探偵業の業務の適正化に関する法律施行規則 | e-Gov法令検索 刑法 | e-Gov法令検索

違法な調査で押さえた証拠は裁判で認められない

違法調査による証拠は罪に問われるだけでなく、告訴や訴訟での証拠としても認められません。

嫌がらせやストーカー、パートナーの不倫相手を訴えるなどの目的をもって探偵に依頼しても、達成することは難しいでしょう。
違法な調査は探偵だけでなく、依頼者にとってもリスクだらけなのです。

証拠が使えないものであれば、探偵に依頼する意味がありません。
車のナンバーから持ち主を調べてもらうのであれば、必ず合法的に調査を行う探偵事務所を選びましょう。

合法的な調査で車のナンバーを調べる探偵事務所へ依頼しよう

車のナンバーから合法的に持ち主を調べる探偵事務所の特徴をまとめると、以下のとおりです。

  • 格安調査を提供していない
  • 行政処分を受けていない
  • 探偵業法に則り調査を遂行している

ここまでの解説の通り、違法な調査は格安で提供されている傾向があります。

違法調査を行う探偵事務所は、探偵業法の違反となり行政処分を受けることになるでしょう。
行政処分を受けていないということは、合法的な調査を行っていると判断できます。

悪質な調査を繰り返すと、探偵業を営むための許可証明である探偵業届出証明番号もはく奪されかねません。
ぜひ合法的に調査を行う探偵事務所を選びましょう。

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車のナンバーに関するよくある質問

車のナンバーに関するよくある質問をご紹介します。

車のナンバーを晒すのは違法?

車のナンバーとともに個人情報を特定できる情報が晒された場合、プライバシー侵害や肖像権侵害に問われる可能性があります。

たとえば、車のナンバーとともに個人の顔が写っている写真や、住所や電話番号などが一緒に公開されているケースです。
個人が特定できる情報を公開すれば、民法709条の不法行為に抵触するため、違法になる可能性があると考えておきましょう。

車のナンバーだけが晒されただけでは個人情報が流出したとは考えにくいです。

参照:民法 | e-Gov法令検索

個人で不審車両のナンバー検索ができるサイトはある?

盗難車情報検索フォームは不審車両のナンバー検索ができるサイトです。
以下4つの条件を設定すれば、個人でも登録されている盗難車を調べることができます。

  • 絞り込み検索(車種・車の色・盗難にあった県)
  • ナンバープレート検索
  • 車体番号から検索
  • フリーワード検索

まとめ

探偵は合法的に、車のナンバーから持ち主を調べることができます。
こちらでは合法的な調査にて、所有者を割り出すことの重要性を理解していただけたのではないでしょうか。

張り込みや聞き込み・尾行などの手法で合法的に調べるため、探偵の費用は安くありません。
しかし格安だからといって、違法な調査を依頼するリスクは高すぎるでしょう。

違法な調査で得た証拠は使えないだけでなく、刑事責任まで問われることになってしまいます。
このようなことを考えると、合法的に調査を行わない探偵に依頼することは絶対に避けるべきです。

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